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  ■空気工具使用可能台数  
     
  削岩機の使用台数と標準空気消費量について

多数の削岩機を同時に使用する場合には,1台の空気消費量×台数のコンプレッサーは必要としません。次の表はだいたいの標準であり,主として相当堅い岩石をせん孔する場合を基準としています。したがって,軟岩あるいは石炭などの場合には更に小さい値をとっても構いません。
 
 
ドリル数 (台)
2
4
6
8
10
12
15
20
乗 数  (倍)
1.8
3.4
4.8
6.0
7.1
8.1
9.5
11.7
 
  削岩機及びコンクリートブレーカ等の空気消費量の見方

削岩機等のメーカが出しているカタログに,各削岩機及びブレーカ等の空気消費量が示されていますが,実際の空気消費量から1割くらい少なめにかかれているものもあるようです。また,通常,ブレーカ等は,使い込まれるに従い,ピストンとシリンダの間隙が大きくなり,余計に空気消費量が大きくなってきます。このようなことを十分に認識していませんと,コンプレッサーの力に対して誤った見方になってしまいます。
 したがって,削岩機やブレーカ等でカタログの消費量から,コンプレッサーの容量を決定するときは,このような使い込まれた状況を見越して,カタログ消費量の2割増しくらいで選定する必要があります。
 
 
■吐出空気量と使用できる空気工具台数
 空気工具 空気消費量 (m3/min) コンプレッサー吐出空気量(m3/min)
1.56 2.0 2.5 3.7 5.1 7.8 11.0 19.4 21.9 27.8
 コールピック
0.7 2 2 3 7 10 18 20〜 - - -
0.9-1.3 1 1 2 5-3 7-5 12-8 20-13 - - -
 リベッティングハンマー
0.34 4 5 7 17 28 - - - - -
1.0 1 2 2 4 7 11 17 - - -
 フラックスハンマー
0.55 2 3 4 8 13 24 26 - - -
0.85 1 2 3 5 8 13 22 - - -
 エアーチッパー
0.33 4 6 7 18 - - - - - -
0.5 2 4 5 10 16 - - - - -
 エアーグラインダー
0.6 2 3 4 8 12 30〜 - - - -
1.1 1 1 2 3 5 9 15 - - -
 ブレーカー
1.0-1.2 1 2-1 2 4-3 6-5 11-8 17-13 29-24 33-29 43-35
1.3-1.5 1 1 1 3-2 5-4 7-6 13-9 22-19 26-22 33-28
1.5-2.5 - 1 1 2-1 4-2 6-3 9-5 19-11 22-13 28-17
 ハンドハンマーストッパー
1.6-2.0 - 1 1 2-1 3-2 5-4 7-6 19-14 21-17 26-21
2.0-3.0 - 1 1 1 2-1 4-2 6-4 14-7 17-11 21-14
 レッグドリル
1.6-2.0 - 1 1 2 3 5-4 7-6 19-14 21-17 26-21
2.0-3.0 - 1 1 1 2-1 4-2 6-4 14-7 17-11 21-14
3.4-4.0 - - - 1 1 2 3 7-5 8-6 9-8
 ドリフター
3.0-4.5 - - - 1 1 2-1 4-2 7-5 11-6 14-9
5.0-7.0 - - - - 1 1 2-1 4-3 5-4 7-5
8.0-10.0 - - - - - - 1 2-1 2-1 3-2
 ジャンボブレーカー
4.5-5.5 - - - - 1 1 2 5-3 6-4 7-5
6.0-8.0 - - - - - 1 1 3-2 4-3 5-4
8.0-10.0 - - - - - - 1 2-1 2-1 3-2
 クローラードリル
4.0-4.5 - - - - 1 2-1 3-2 5 6 7-6
5.0-7.0 - - - - 1 1 2-1 4-3 5-4 6-4
10.0 - - - - - - 1 1 2 2
※使用台数は,空気工具の新・旧及びエアーホースの長・短によって異なりますので注意して下さい。
 
     

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